学童保育とは


 働く女性が増えたり、核家族が増えているなかで、共働き家庭や母子・父子家庭などでは、小学生の子ども達は、小学校から帰った後の放課後や、春休み・夏休み・冬休みなどの学校休業日には、親が仕事をしているために子どもだけで過ごすことになります。


 このような共働き家庭や母子・父子家庭の小学生の子ども達の毎日の放課後(学校休業日は一日)の生活を守る施設が学童保育です。学童保育に子どもたちが入所して安心して生活を送ることができることによって、親も仕事を続けられます。学童保育には親の働く権利と家族の生活を守るという役割もあります。


 学童保育に通う子どもたちは、そこを生活を営む場所として、学校から「ただいま」と帰ってきます。学童保育では、家庭で過ごすのと同じように、休息したり、おやつを食べたり、友達ともあそびます。宿題をしたり、掃除をしたり、学童保育から公園にあそびに行ったりもします。学童保育に一度帰ってきて塾や習い事に行く子もいます。学童保育は子ども達にとって「放課後の生活の場」そのものなのです。


 今日、共働きや、母子・父子家庭などが増え、「働くことと子育てを両立したい」との願いは広がり「うちの地域にも安心して子どもを入れられる学童保育がほしい」という声はますます大きくなってきています。

 

学童保育の役割


・親の働く権利と家族全体の生活を守ること

・子どもの放課後および学校休業日の生活を守ること

・異年齢の子どもの生活づくり、また指導員がそこに関わることにより、子どもの発達を促す場となること

・子育て不安を解消したり、子どもを見守るという地域活動の1単位となること

 

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